北杜市小淵沢町松向2767

根廻8m ,枝張り20m余り、樹齢400年のエドヒガンザクラの変種。県内でもまれに見る巨木で樹形も良く県の天然記念物に指定されている。4月中旬から下旬が見頃で毎年見物客で賑わう。田圃の真ん中に位置し、八ヶ岳をはじめ周辺の景観は素晴らしい。昭和34年山梨県の天然記念物に指定されている。

神田の大イトザクラは近年、樹勢の衰えが著しく、北杜市教育委員会による「神田の大糸ザクラ樹勢回復等検討委員会」が発足し、専門家らを交えた本格的な現状の把握、調査等が行われ、2009年（平成21年）より4ヵ年計画で樹勢回復事業が行われました。冬季に吹きすさぶ八ヶ岳おろしの冷たい強風によって、老樹で衰弱したサクラの花芽や葉が落とされたりするのを防ぐためにサクラの北側と西側に防風ネットが年間を通じて設置されています。